2022年5月5日木曜日

Submachine 5 : the root (ルート)

 

Submachine 5 : the root タイトル画面

研究室を探索の末、図らずも「テスト」に合格したらしいプレーヤーは、再びどこかの研究室らしき場所で目覚めました。

周囲を見るとすぐに、1台のコンピュータが見つかります。電源を入れると、そこには「任務」と、マータフからのメッセージが表示されていました。他に行けそうなところはなく、ここから出るには指示に従うしかなさそうです。

前作とは打って変わって、今作ではこのコンピュータの画面が唯一の情報となっています。プレーヤーは最初に手にしたメモ帳に必要なことを記録していきますが、ゲームの進行に必要なもののみで、それ以上のことは記されません。

「任務」で指示されていることは3つ。「3個の知恵の石を探し出し、装置の電源を入れる」、「“サブネット”の向こう側を調査する」、「無事に帰還する」──今作で達成するのはこのひとつ目だけのようです。「向こう側(far side)」とは、どこを指しているのでしょうか?…それは次回作でわかることかもしれません。

前作に続き今作でも、ゲームクリア後に見ることができる追加ステージがあります。こちらの内容についても追って翻訳したいと思います。

なお、今作のタイトル「root」は、「(植物の)根」あるいは転じてコンピュータシステムの基底にあたる部分や、家系図や系統図の始まりの部分なども意味しています。

前作で使われていたポータル装置の前身らしき装置が登場したり、その装置の組み合わせによって行き先がいくつにも分岐していたりといったゲーム構造のことなのか、それともこの場所が「サブマシーン・ネット」調査のスタート地点だという意味なのか。様々な意味が読み取れる言葉だと思いましたので、ここでは邦題をそのまま「ルート」としました。

このゲームで見つかる断片:

※実際のドキュメントにはタイトルがなく、識別のために仮タイトルをつけました。


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