今作のパズルの中心となっている「防御システム(Defense system)」について。
今回のゲーム内でいくつも登場する防御システムのモニター画面ですが、ストーリーよりはパズルとしての意味合いが強いため、これらに表示される個々の内容についての翻訳は割愛いたします。
しかし一部の画面に表示されるバイナリテキスト(0と1の羅列)を解読してみたところ、ちゃんと言葉として読み取れることがわかりました。これまたストーリーに関連しているようには見えないのですが、補足情報として紹介したいと思います。
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| スイッチ:"+" |
まず、複数の画面に登場する、切り替えスイッチのようなものに付されているバイナリ。これをアスキー文字に変換してみると半角英数字の「+」になりました。これはすべての画面で共通しています。
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| メインフレーム inf_log |
メインフレームを探索中に見つかるこの画面。9個の書類のようなアイコンが並んでおり、それぞれクリックするとバイナリの羅列が見られます。これらをアスキー文字に変換すると、Submachineシリーズの歴代リリースタイトル(本作リリース時点)が書いてあることがわかります。
- ファイル1:"submachine 1 the basement"
- ファイル2:"submachine 2 the lighthouse"
- ファイル3:"submachine 3 the loop"
- ファイル4:"submachine 4 the lab"
- ファイル5:"submachine 5 the root"
- ファイル6:"submachine 6 the edge"
- ファイル0:"submachine 6 the ancient adventure"
- ファイルF:"submachine future loop foundation"
ファイル7はクリック無効で、表示できません。次回作「Submachine 7」の存在を示唆していたのでしょう。
ファイル0は別名「Submachine zero」とも呼ばれていたスピンオフ作品です。数字が6になっているのは暗号化のミスではないかと思われます。ファイルFもスピンオフ作品です。
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| メインフレーム・プロトコル接続:"locked" |
メインフレーム内の一部の画面で見ることができるバイナリ文字列は「locked(ロックされました)」と書いてありました。
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| プロトコル1-12リセット画面 |
プロトコル1-12をリセットする画面で、リセットを実行する前に書いてあったバイナリ。こちらは「human recognition pattern tracking device pr(人間認識パターン追跡装置 pr)」と書いてありました。最後の「pr」がなにかの略称なのか、それとも文章が途中で切れたものなのかは不明です。
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| メインフレーム無効化後 |
そして最後にメインフレームの無効化に成功すると、またバイナリの羅列が表示されます。こちらは「this is the end of the subnet defense system(これでサブネット防御システムは終了となる)」と書いてありました。まんまですね。
* * *
パズルだけでなく、こういった様々な探索要素が隠されていることも、Submachineシリーズの大きな魅力なのではないでしょうか。





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