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| 第3のメモ(5つの次元) |
──サブレイヤーの数が無数にあるとして、2人の人間が同じレイヤーにたどり着くことは事実上不可能だよな?
──そうだね、良い観察だ。
──だが、非生物はレイヤー間で維持されうる。
──そうだ、ほんの少しカルマの水を混ぜた特殊な建築材がある。この技術は第四王朝の頃に発見された。
──もちろん。例の「計画」の設計者…
──つまり、シヴァの人智を超えた知性によって力を与えられた、意識ある無生物がいかにしてすべてのレイヤーを同時にに包含することができたのかが想像できる。サブマシーンは今、5つの次元に生きている。
訳注:
- 「カルマの水(karmic water)」とは「Submachine 9 : the temple」に登場し、各所の扉や道を開くのに使われた緑色に光る液体のことだと思われます。
- 「例の計画の設計者(The architects of the Plan)」とは、「7 : the core」の「冬の宮殿」や「南の庭園」、そして「2 : the Lighthouse」の「灯台」を設計した人物、サー・ヘンリー・オ=トゥール氏を指していると考えられます。
- また「計画(the Plan)」は大文字で始まっていることから、「Submachine 8 : the plan」の世界全体を意味していると考えられます。

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